AI導入は、大がかりなシステム改革だけではありません
- Fujita Emi
- 8月18日
- 読了時間: 5分
「AI導入」と聞くと、どのようなことを想像されますか?
全社で一斉に新しいAIシステムを使い始める。既存のシステムをすべて入れ替える。専門のエンジニアを採用し、大規模なプロジェクトを立ち上げる――。
そんな大がかりな取り組みを思い浮かべる方も多いかもしれません。
けれど、AI導入は必ずしもそこから始める必要はありません。
むしろ大切なのは、いきなりツールを選ぶことではなく、
「今、社内のどこで時間がかかっているのか」「どの業務に負担が集中しているのか」「社員の皆さまが、どのようなことに困っているのか」
を丁寧に知ることです。

AI導入の前に、まず社内の業務を知る
AIは、導入すること自体が目的ではありません。
仕事を少し楽にすること。繰り返し作業を減らすこと。情報を探す時間を短くすること。人にしかできない仕事に、もっと時間を使えるようにすること。
そのための手段の一つがAIです。
だからこそ、導入前の社内調査が重要になります。
例えば、アンケートやヒアリングを通じて、
日常的に時間がかかっている業務
特定の人に集中している業務
手作業や転記が多い業務
資料作成や情報整理に負担を感じている業務
担当者によって進め方が異なる業務
マニュアル化されていない業務
などを洗い出します。
現場の方にとっては当たり前になっている作業の中に、AIを活用できるポイントが隠れていることも少なくありません。
実は、AI導入はとても「人間臭い」仕事です
AI導入というと、どうしてもツールやシステムの話が中心になりがちです。
しかし、私が大切にしているのは、その前にある「人」と「仕事」です。
どれほど高性能なAIを導入しても、現場の業務に合っていなければ使われません。使い方が分からなかったり、社員の皆さまが不安を感じていたりすれば、定着させることも難しくなります。
「AIに仕事を奪われるのではないか」「自分には使いこなせない」
「今までのやり方を変えたくない」
こうした気持ちも無視することはできません。
一人ひとりの声を聞き、現在の業務を理解し、どこからなら無理なく始められるのかを一緒に考える。
AI導入は、意外なほど人間臭く、地道な仕事です。
小さな業務から始めても構いません
最初から全社導入を目指す必要はありません。
例えば、
会議録や打ち合わせ内容の整理
社内文書やメールの下書き
報告書・提案書の作成補助
マニュアルやFAQの作成
アンケート結果の集計・分析
顧客対応文の作成
WebサイトやSNSの情報発信
社内に蓄積された情報の検索・整理
など、身近な業務から始めることができます。
まずは一つの部署、一つの業務、一つの困りごとから。
小さく試し、効果を確認しながら、必要に応じて活用範囲を広げていく方法もあります。
導入支援と、AI人材を育てる内製化支援
AI活用の進め方は、企業によって異なります。
外部の支援を受けながら導入まで進めたい企業もあれば、自社の社員を育成し、将来的には社内でAI活用を進められる体制をつくりたい企業もあります。
私は、導入前の社内調査から課題の整理、活用方法の検討、導入・定着まで、状況に応じた支援を行っています。
また、社内のキーパーソンとなる方に、AIの基本的な使い方だけでなく、
自社の業務を整理する方法
AIを活用できる業務の見つけ方
AIへの適切な指示の出し方
マニュアルの作成方法
社内でAI活用を広げていく方法
安全に利用するためのルールづくり
などを身につけていただく、AI人材の育成と内製化のお手伝いも可能です。
外部にすべてを任せ続けるのではなく、自社の業務をよく知る社員の方が中心となってAI活用を進められる。
そんな体制づくりも、AI導入の大切な選択肢です。
AI導入は、業務を見直すきっかけになる
AIを導入しようとすると、これまで見えにくかった業務上の課題が見えてきます。
「なぜ、この作業をしているのだろう」「同じ情報を何度も入力していないだろうか」「この仕事は、特定の人にしか分からなくなっていないだろうか」
AI導入をきっかけに業務を言葉にし、整理することで、AIを使わなくても改善できる部分が見つかることもあります。
つまりAI導入支援は、単なるツール導入の支援ではありません。
今の仕事を見つめ直し、人が本来力を注ぐべき仕事に時間を使えるようにする、業務改善の取り組みでもあるのです。
AI導入について、まずはお気軽にご相談ください
「AIに興味はあるけれど、何から始めればよいか分からない」「自社のどの業務に活用できるのか知りたい」「社員がAIを使いこなせるよう、社内人材を育てたい」「一時的な導入ではなく、社内に定着させたい」
そのような段階からでも、ご相談いただけます。
大がかりなシステム導入を前提とせず、現在の業務や社内体制を丁寧に伺いながら、必要な取り組みを一緒に整理します。
AIを導入すること自体がゴールではありません。
働く人の負担を減らし、仕事をより良くし、企業の中にAIを活用できる力を残していくこと。
そのためのAI導入を、導入前の社内調査から活用方法の設計、導入・定着、AI人材の育成と内製化までサポートします。
小田原・神奈川を中心とした対面でのご相談はもちろん、全国の企業・事業者さまへのオンラインサポートも可能です。
AI導入・業務改善・AI人材育成のご相談は、efresca(エフレスカ)藤田えみまで。
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